それでも、君じゃなきゃダメなんだ






「うわぁぁんっ…」





冷たい鉄の扉から、ひなの泣き叫ぶ声が響いてくる。





…違う、キライなんかじゃない。





そうひなに言えたならば、どんなに良かっただろう。





アイツを傷つけずに、済んだのに。





「………ごめん、ひな…」





傷つけることでしか守ることのできない、バカで無力な俺を許して