それでも、君じゃなきゃダメなんだ






何自惚れてんの、あたし。





幼馴染みって言ったって、何一つ響のことわかってないくせにね。





「ひーな?帰んないの?」





「あ……うん、今日は先に帰ってて」





「りょーかいっ!じゃあまた明日ね!」





あたしが誰もいなくなった教室に残るわけは、鞄がかかってたから。





響がまだ帰ってないなら、話くらいできるかなと思ったんだ。