――――これで、何もかも終わりだ。 先輩の前にも、二度と姿を見せることはないと思います。 あたしの実家は彼も知っている。 だから――――… 誰にも何も言わず、見知らぬ土地に足を踏み入れた。 だって、知られては困るから。 だから、親にも友達にも何も言わなかった。 彼が追いかけてくることはないけれど… 念のため、ってやつだ。