恋シタ相手はイケメン校医甘々スクールライフと激熱ラブレッスン編

「無反応か、つまらん女だな」


そう言いながらもしっかりと私の肩を掴んで離さない男に向かって


「呆れているのよ」


と、ため息まじりに言ってやると


これは言葉の正当防衛であると私は独り


勝ち誇っ気分になっていたのだが


それとは裏腹に
右肩の痛みは増すばかり


時間が過ぎれば過ぎる程
右手指先の感覚が麻痺してゆくのが分かる…


「痛っ」


絶対に口にするものかと腹を括ってはいたけれど
私はよりによってこんなタイミングで言ってしまった

少しは、後悔している…
でも、我慢できなかったの!


「負けず嫌いもほどほどにしないと自分の身が持たんぞ」


呑気に言う彼に対し私は独り熱くなって反発心を燃やしていたが


そうさせているのは貴方のせいじゃない!


そう反論するのは心の中だけにしたのだ


なぜなら、悔しい事に彼の言う通り私の右半身が悲鳴をあげはじめたからだった

それと同時に


「力を抜け」