起きたら、外はもう明るくなっていた――。

「うわ、やば…朝じゃん!」

あわててベッドから体を起こした私は、まず自分が下着姿だということにびっくりし、

それから、隣で全裸の男が寝てることに、驚愕した。

「ちょっと……これ、どういうこと……」

「ん…? 起きたのかよ…?」

うろたえる私を尻目に、銀河が「あぁーあ」と、くつろいだ様子で大きく伸びをした。

「銀河……なんで、あんたがここにいんのよ…」

言いながら毛布を引っつかみ、必死で自分の体を隠そうとした。

「うん? だって、昨日送ってきてやっただろ?」

銀河がこともなげに言う。