超イケメン☆ホストクラブ

「……俺が、憎いかよ? 理沙に何してたのか、もっと教えてやろうか?」

「てめぇ……」

銀河が抑えられた拳をギリギリと押し込んでいく。

それを全力で押し戻しながら、

「憎けりゃ、本気になれよ? 本気で、理沙を奪ってみろよ!」

と、挑発するように流星が声をあげた。

まさか、流星の言っていた"いいこと"って、そういう意味だったのかと、ふいに気づいた。

「おまえに言われる筋合いなんかない!」

銀河が私の手を強く引っ張った。