柏原廣太郎 高校二年
柏原学園長の孫
そして生徒会長
株式会社柏原企画 御曹司
沈着冷静、黒髪に黒縁メガネ。
何て言うか肩書きの割にはあまり目立つルックスじゃない。
生徒会内では凄く頭がキレるという話だけど、私なんか月1回の全委員会会議で一同にかいするだけ。
それが何故今目の前で優雅に紅茶なんぞ飲んでるのか、わけがわからない。
「そんな風に熱っぽい視線を向けられると、穴があいてしまうよ」
先ほどの一件が無かったことのようにさらりと馬鹿なことを言われ、こいつ風穴開けたろかと拳を握りしめるが、何とか耐えて真っ直ぐ相手を見据える。
「先ず謝罪を。そして説明を」
「君はそれしか言わないつもり?」
苦笑いしながらも楽しそうにする相手に一睨みする。
「先ず謝罪、ね。」
話が始まった。
柏原学園長の孫
そして生徒会長
株式会社柏原企画 御曹司
沈着冷静、黒髪に黒縁メガネ。
何て言うか肩書きの割にはあまり目立つルックスじゃない。
生徒会内では凄く頭がキレるという話だけど、私なんか月1回の全委員会会議で一同にかいするだけ。
それが何故今目の前で優雅に紅茶なんぞ飲んでるのか、わけがわからない。
「そんな風に熱っぽい視線を向けられると、穴があいてしまうよ」
先ほどの一件が無かったことのようにさらりと馬鹿なことを言われ、こいつ風穴開けたろかと拳を握りしめるが、何とか耐えて真っ直ぐ相手を見据える。
「先ず謝罪を。そして説明を」
「君はそれしか言わないつもり?」
苦笑いしながらも楽しそうにする相手に一睨みする。
「先ず謝罪、ね。」
話が始まった。
