んー…
日が影ってきたのかな…
肌寒い…
でもまだ眠いかも…

少し身震いをして、眠たい頭で上着の所在を思い出そうとする。

やばい。司書室で先生と話した時置きっぱなしかも。

瞼を開こうかどうしようか悩みながらまた身震いしたところに




ふわっ


肩から背中にかけて温もりに包まれた。




何だろう?
暖かい…
先生かな?





そんなふうにまだ微睡んでいたら…









「あっ…ひゃんっ!」









有り得ない感触に眠気が吹き飛ぶ。