「せっかく私に似た美人なのに、ちっとも女の子らしくなくて。せっかくルイに頼んだのに、男の子同士みたいになってしまったというし」
それは申し訳ないというか……アレキサンドラはその場に伏してあやまりたくなってしまった。自分のせいでここまで母が気を配っていてくれたとは。
「ルイ坊やはね、おまえのことを花乙女になるまでおまえのことを親友だ、なんて言っていたのよ」
「事実、ボクもルイは親友だと思っているけど」
「ならば、どうしてルイでなく王子と連れだって行ったのです」
「それは……偶然というかルイとの接点が祭りからこっち、疎遠になってしまって」



