~天へ送る風~



 マグヌスは弱々しく首を振った。

 間違ってはいない、と。


「私の血が、王の解呪に必要だった。これで良いのだ乙女よ」


 息も絶え絶えの様子に、彼女は勢い込んで、その大蛇の姿に臆することなくマグヌスに迫った。


「あなたの呪いはどうしたら……ボクにできることなら言ってください。きっと、きっとお助け致しますから」