「お、リリアの受け売りかな?」
彼女は跪き、その通りですと真のマグヌスを示し頭を垂れた。
「お。リリアの横ちょでいろいろ文句を言っていた少女……いや、今は花乙女だね。どことなく懐かしい気がする。リリアは元気かね」
アレキサンドラは軽く顎で幾度もうなずき、そして、
「王様、すぐにでも母の店「リリア」に来てください。任意ではありませんよ。強制連行です!」
王は彼女が口を閉じるまであっけにとられてその様子を見ていたが、すぐに豪快に笑い始めた。
「そうだった、そうだった! いや、年をとるといかんな! ところでここはどこかな」



