「君に、私の親友になってほしくてな!」 王子がつきだした紙には誓約書とあった。 後にこの話を知った人々は全員、その場にリリアがいなくてよかったと思った。 彼女は真っ向から全力で受けあった。 『一生王子の花乙女として傍らにおります』 と…… が、その場に居合わせた人から人へと話が伝わり、花乙女はなんと王子のものに、との誤解が生まれ、三日間アレキサンドラは王宮であてがわれた部屋から出られなかった。 と、いうのは後のこと。 「わかったことが一つあるんだ」