少しはにかむように鼻をすすると、ためつすがめつ、その箱を見た。 「開けて良いのか、ここで」 「オレに聞くなよ。おまえ宛なんだから」 少女が包み紙をびりびりに破いてしまってから、ふと、 「取扱注意物とか危険物だったらどうしよう」 あんな事があった矢先だ。その可能性は大だ。 「さすがに危険物はないと思うけど、もし本物を送るとしたらそうは書いてない気がするな。送り主の名前に覚えはないのか」 送り主は青い色を身につけることが唯一国内で許されたお方だったのだが、二人はそろってド忘れ。