「真陽…?」 「あれ、満月?おはよう」 手探りで満月を探す。 あたしが、失明してから3年。 今は、満月の奥さんとして、 満月とお母さんと一緒に暮らしている。 満月の手が、あたしの手を取った。 「…いた」 「…いるよ」 毎日、これを繰り返す。 あたしはこれで安心するの。