月夜に想う。






「そう…ね。真陽の名前だもの、わたしの太陽…」

「え…?」



「真陽の名前はね、お母さんとお父さんの太陽って意味よ。真理と真人…2人の太陽。」

「お母さん……」



「愛してるわ、真陽…」

「お母さん……っ」



あたしを抱きしめたお母さんの暖かさに、また涙が溢れだす。