“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「・・・だよな。
本当は、わかってる」


泣き出しそうな震える声で、
学校に行ったらはずそうと思ってた“凌からもらったネックレス”を、長谷川くんは指で突付いて揺らし、


「昨日は・・・。
凌と一緒だった?
学校・・・休んだでしょ?」


悲しんでいるような
喜んでいるような
複雑な

今にも泣き出しそうな瞳で、


「よかったな」


そう呟いて、


「そうだよな。
凌の方がいいよな。
決まってる。
そんなの・・・。
当たり前だよな?」


優しくあたしを見下ろした。