“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「遥ちゃんが俺のそばにいてくれれば、こないだ話した俺の夢。
サッカー選手だって、きっと、夢じゃない」


あの
長谷川くん。

ちょっと
待って。

・・・やだ
どーしよ。

キス
・・・される。


近づく顔に困って困って、どうしようもなくなって、


「凌・・・」


つい口にしてしまった言葉は、


「・・・あぁ・・・。
悪い・・・」


また、長谷川くんを、傷つけてしまって。


超間近で止まったままの顔で、


「わかってる。
どっちも“叶わない夢”だって」


長谷川くんは、切なそうに目をふせた。