“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「でさ?
今度の試合も、その次の試合も。
ずっとずっと、見に来てよ」


「・・や・・・あの・・」


「俺。
すっごく、頑張るから」


そう言ってあたしを見下ろす、甘く切なく輝く瞳。


「ずっとずっと・・・。
俺だけを見に来てよ。
遥ちゃんがいてくれれば、俺きっと、頑張れるから」


「いや・・。
その・・・。
え・・・っと・・・
それは・・・ちょっと・・」


あたしのとぎれとぎれの言葉なんか無視してせまる、華やかな甘い香り。