“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「あ・・・」


やだやだ。
また凌に見とれちゃってたよぉ。



あたしはカパッとケースを開けて、どれでもいいやっ!一番近くにあったのを急いでつかんだ。



「これにする」


その適当に選んだアイスをレジに置くと、



「・・・“激辛キムチ×クリームチーズ”・・・って。
遥。
おまえ。
案外、チャレンジャーだな・・・」


あたしが置いたアイスを見て、凌が口元をひくつかせた。