“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「綾香が?」


珍しく、
問い詰めるような、
キツイ視線。



「香水渡したんじゃないの?」


珍しく、
問い詰めるような、
切羽詰った声。



「ん?
ちげーよ」



「じゃあ。
じゃあ。
凌の。
この、香りは?」


遥は鏡の中、泣き出しそうに顔を歪めた。