“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「どれだけ、待ったと思う?」



あたしの心の中まで切り込むような、
真摯な瞳で。



「どれだけ、嫉妬して。
どれだけ、後悔して」



苦しそうな声を搾り出し、



「どれだけ、こうしたかったと思う?」


凌はあたしの肩を引き寄せ、
片手を背中にまわした。