“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「・・・ぇ・・・っと。
・・・とくに・・・っていうか・・」



「何?」



「・・・初めては、凌がいいな・・・。
とか、思っただけで。
そんな・・・具体的には・・・」



超間近で凌に見つめられ、
しどろもどろで説明するあたしに、



「ふーん」



凌はさっきよりも、
どんどん意地悪な瞳になって、



「でも。
遥。
今日が“初キス”じゃないと思うけど?」


クスっと笑った。