“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「ばか凌!
綾香のこと、好きって言ったり。
あたしのこと、好きって言ったり。
なのに、今度は勝手にあきらめるとか。
ワケわかんないしっ!!」



驚く凌の顔を見ても、
口は全然止まんなくて。




「ばか凌!
こんな朝っぱらから。
他人さまのプールで、
勝手に水浴びするわけないじゃんっ!!!」



あたしはくるりと、凌に背中を向け、



「凌がプールに投げたネックレスを、
探しに来たに、
決まってんじゃんっ!!!
ばかーーーー!!!」



そう叫んで、
今来た道を走って、
引き返した。