“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

あたしが階段を上がって、
プールのふちに立っても、
まだ背けられている凌の顔。



「・・・。
そりゃ・・・。
勝手にプールに入ったあたしが悪いけど。
そんなに意地悪することないじゃんっ!!」



凌にふわふわのピンクのタオルを投げつけると、



「・・・だったらさ。
こんなに嫉妬させんなよ」



バスタオルを手にした、
凌の低い声がした。