“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「ねぇ。
お兄ちゃん。
そうでしょ?
お兄ちゃんの好きなのは、
遥ちゃんなんだよねぇ?
それとも、違うの?
好きな人できたの?」


オレが黙っていると、
由奈はスプーンを口にはさみ、
アイスを持っていない方の手で、
オレのシャツを掴んで引っ張った。


「ねぇ。
お兄ちゃん。
お兄ちゃんが好きなのは、
遥ちゃんだよねぇ?
ねぇ。
お兄ちゃん。
お兄ちゃんは、遥ちゃんのことが、
好きなんじゃないの?」


・・・って。


「由奈。
うるさい」