「ピピっ!
そこ!
走らないでくださいっ!!」
由奈ちゃんは、
監視員のお兄さんに注意されて立ち止まり、
ペロっとかわいく舌を出した。
それから、精一杯の早歩きでやってきて、
プールサイドにへたりこむあたしの前に立って言った。
「遥ちゃんがプールなんて、
珍しいね。
びっくりしたよ~。
あれ?
お兄ちゃんは?」
凌を捜してキョロキョロした由奈ちゃんに、
「凌はいないよ」
あたしが言うより早く、
プールから上がりながら、
長谷川くんが返事した。
そこ!
走らないでくださいっ!!」
由奈ちゃんは、
監視員のお兄さんに注意されて立ち止まり、
ペロっとかわいく舌を出した。
それから、精一杯の早歩きでやってきて、
プールサイドにへたりこむあたしの前に立って言った。
「遥ちゃんがプールなんて、
珍しいね。
びっくりしたよ~。
あれ?
お兄ちゃんは?」
凌を捜してキョロキョロした由奈ちゃんに、
「凌はいないよ」
あたしが言うより早く、
プールから上がりながら、
長谷川くんが返事した。

