“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

でも。


「先生がいねぇと、
どうしていいか、わかんねぇよ」


凛とした大きな目を心配そうに細めるのも、


「遥。
大丈夫か?」


そう言って、優しくあたしの髪を撫でるのも、


「苦しくね?
ちょっとネクタイ緩めるか・・・」


そう言って、なんの躊躇もなく、
あたしのネクタイの結び目に手をかけるのも。