“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

門から玄関までの道のりもかなり長く、

途中、大きな木がセンスよく配置され、

噴水と銅像のまわりには、

色とりどりのお花が咲き誇り。

それが

さっきの雨をうけて、

透明の雫がきらめいて、

とても綺麗だった。




歩いても歩いても、

一向に近づかないお家は、

無機的なコンクリートと、

埋め込まれた無数のガラスブロックによって、

一見クールに見えるけど、

ところどころに配される美しい曲線と、

大小さまざまな形の窓によって、

柔らかさ・あたたかさを放っていて。