“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】





「すっごいねぇ・・・」



そんなあたしの感嘆のため息にも、
言葉にも、


長谷川くんは、フッと頬を緩める程度で、



「別に。
たいしたことないよ。
こんな家」



どこか冷めた瞳でそう言って、
あたしを中へと促した。