“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】





並んで帰る初めての道。



道路側を歩いていたあたしの肩に、スッと自然に手をかけて、長谷川くんは自分が道路側を歩き始める。



その一連の動作が、
すごく自然で、
さすが長谷川くんだなぁ・・・と思った瞬間。


「遥ちゃん。
一緒に、傘、入らない?」


長谷川くんはそう言うと、おもむろに自分の傘を閉じ、あたしの傘の柄に手をかけた。