“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「だから、遥ちゃん。
俺にも時間をちょうだい」


「・・・え?」


「遥ちゃんと凌の過ごしてきた時間に比べたら、短いかもしれないけど。

俺をアピールする時間」


そこまで言って長谷川くんは身を起こし、


「俺のこと。
ちゃんと見て。
ちゃんと知ってほしい」


彫りの深い、派手な顔を甘く歪めた。