“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

たったそれだけの事なのに。


あたしを放す凌の腕からとか

そのしぐさに

凌の優しさとか

にじみ出てて。





「遥。
顔赤いし、
熱でも測るか?」




そう言って、あたしの胸元まで布団をかけ、
あたしを見下ろす心配そうな瞳に、
泣きたくなった。