更衣室からプールサイドに顔を出し、 「ごめんね。 お待たせ」 壁に寄りかかる長谷川くんの顔をのぞきこんだあたしに、 「あのさ。 遥ちゃん。 それ、反則。 そんな姿見せられたら、俺、クールダウンしたくても、できないんですけど」 長谷川くんがあたしから視線をはずし、 口に手をあて、 空を見上げる。