“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

放課後。


「遥ちゃん帰ろ?」


長谷川くんが予告通り、
教室にあたしを迎えにやってきた。


心なしか、女の子達の数がいつもより少ないみたい。


やっぱりお昼休みの発言のせいかなぁ?


女の子達の集団って怖いから、
・・・嬉しいかも。


そう思いながら


「うん」


自分の席から立ち上がって、
長谷川くんのもとに向かうあたしのかばんを、


「遥。
あいつとどっか行くの?」


綾香が引っ張った。