“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

すると、
長谷川くんは目線だけチラっとあたしに向けて、



「そんなの。
俺が一番びっくりしてるよ。
この俺が。
女に緊張するなんて」



そう恥ずかしそうにわめいて、
またバタっと顔を伏せた。


そして数秒固まった後。


「ねぇ。
遥ちゃん。
勉強教えるの・・・さ。
本当に凌じゃなくてよかったの?」


長谷川くんは、頼りなげな小さな声を発した。