“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

図書室には誰もいなくて、
騒がれることはなかったから、
あたしはホッと胸を撫で下ろした。



もう、さっきみたいな騒ぎはイヤだよぉ。



さっきの喧騒を思い出してぐったりし、



お昼休みの図書室と、
超ハデな長谷川くんとのミスマッチに、
笑いがこぼれる。



あたしは二人席の隣に座り、
窮屈そうに教科書を広げる長谷川くんの顔をチラっと盗み見た。