“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「あ・・・。
ありがと・・・」


ガンガンする頭でそう言って、


「じゃあ。
教科書取って来るね」


何も考えないようにして、そう答えた。


“凌が長谷川くんに頼んだんなら、
それでいいや”


そんなあたしの背中越し。


うるさいくらいの女子達の悲鳴が轟いて。


・・・怖っ。


ビクッとして振り向いた時。