“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「えーーーーー!?」


そう大声を発したのは綾香ではなく、


購買で買ったパンと飲み物を机に置いた隣の席の渡瀬くんで、


「マジで!?」


渡瀬くんはあたしの前の席に座る綾香を突き飛ばすようにあたしの前に来て、



「遥ちゃん。
正気?」


初めてあたしを遥ちゃんと呼び、


「あんな遊び人、
やめとけって!!!」


必死の形相であたしを見下ろした。