“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

「・・・何だよ。
遥。
その顔・・・。
・・・どうした?」


凌は“しょーがねぇなぁ”って顔であたしの前髪を撫で、


「言ってみな。
遥のわがまま一つ聞いてやるから」


小さい頃から変わらない綺麗な笑顔で、
優しく
そして
甘く笑った。



「遥はさ。
昔っから。
変なトコ内緒にして。
溜め込んで。
一人で頑張ろうとするんだよな」