「あー・・・」 親父の経営するレストランの奥。 シャワーを浴びながら、 ぼやきが口をついて出る。 「オレ。 昨日、なんであんなこと、したんだろ?」 朝っぱらからプールに潜って、 昨日遥の目の前で投げたネックレスを拾いあげた。 「あー・・・。 もう・・・。 ありえねぇじゃん。 オレ」 キュッとシャワーを止め、 「遥に合わせる顔、ねーし」 朝からブルーな気分を満喫中。