薄明かりの中。


孤をえがくネックレスと、
小さな小さな水音。


・・・凌?
・・・なんで?


プールから凌に目を移した時。





「別にいいだろ?
遥には、もう、新しいのがあるんだから」




凌はひざに手をかけて立ち上がり、

あたしの首元を冷たく見下ろした。