「何か探してるの?」
そんな凌の優しい言葉にも
「・・・」
コンクリートにひざをつけたあたしには、何も言えなくて。
そんな無言のあたしに、
「手伝ってやるから。
何探してるのか、言えよ」
凌は再度優しい声を落とした。
そんな凌の優しい言葉にも
「・・・」
コンクリートにひざをつけたあたしには、何も言えなくて。
そんな無言のあたしに、
「手伝ってやるから。
何探してるのか、言えよ」
凌は再度優しい声を落とした。

