“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

なのに

凌は





コンクリートの壁を軽く蹴ってから

くるりとまわり、

壁に背中をトンとつけて

片手で髪の毛をくしゃっと撫で、

凛とした大きな目をちょっと伏せ、

斜めにあたしを見下ろす

・・・ばかりで。