苦笑するあたしをいったん見上げ、
「・・・かわいそう。
凌兄」
二人で肩を落として、
深いため息をついた。
「いや。
あの・・・。
・・・そうじゃなくて・・・」
両手を振って、
「凌。
・・・好きな人・・・いるみたい・・だし。
あたしなんか・・・」
そう言いながら二人ににじり寄ると、
「もう、いい。
オレ、自分で何とかする!」
「あたしも。
自分で声かける!」
二人はスクっと立ち上がった。
「・・・かわいそう。
凌兄」
二人で肩を落として、
深いため息をついた。
「いや。
あの・・・。
・・・そうじゃなくて・・・」
両手を振って、
「凌。
・・・好きな人・・・いるみたい・・だし。
あたしなんか・・・」
そう言いながら二人ににじり寄ると、
「もう、いい。
オレ、自分で何とかする!」
「あたしも。
自分で声かける!」
二人はスクっと立ち上がった。

