「遥ちゃんが。
おまえの“彼女”だったら。
こんなことしねーよ」


征は立ち上がり、
オレにネックレスを押し付け、


「でも。
違うだろ?」


至近距離から、
オレの瞳を凝視する。


「ただの“おさななじみ”なんだろ?」


・・・答えられないオレに。