“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

あちこちであがる悲鳴なんて、普通に無視して。


凌があたしを引っ張って連れてきたのは、
校舎の屋上で。


ドアを開けて、
7月の直射日光を避け、
壁の影に行ってから、
凌はあたしの手首をゆっくりと放した。




「な・・・
な・・な・・・
な・・・何?」



昔からずっとずっと知ってるけど。

凌はこんなことをするようなタイプじゃない。