“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】

そして

いつかは

この笑顔を

誰かが

独り占め

・・・するのかな。




そう考えたら、
一気に切なくなって、
上履きのつま先に視線を落としたあたしの耳のほんと近くから



「遥は大事な“おさななじみ”なんだから、いいだろ?」


顔はもちろん、
凌の声ファンってのも存在するくらいの魅惑的な声が流れ込んできた。