「悪いけど。
ここ暑いんだよね。
早く中に入れてくれない?」
遥の横から、ムッとした声が響き、
それで初めて春山の存在に気づく。
もちろん、視界には入ってたはずだけど、
意識の中までは、入ってこないんだよな。
遥しか。
そんな自分自身に苦笑しながら、
「ボクと遥の誕生日パーティに、
わざわざお越しいただきまして、
ありがとうございます」
ここ暑いんだよね。
早く中に入れてくれない?」
遥の横から、ムッとした声が響き、
それで初めて春山の存在に気づく。
もちろん、視界には入ってたはずだけど、
意識の中までは、入ってこないんだよな。
遥しか。
そんな自分自身に苦笑しながら、
「ボクと遥の誕生日パーティに、
わざわざお越しいただきまして、
ありがとうございます」

