「もう。彼方しらない〜」 「ごめん。冗談だって。 あっそれで…もしかして…奏は喘息持ち?」 もぅばれちゃったか。 できれば秘密にしたかった。 「うん。高校に入ってからはあまり出なかったんだけど、最近…苦しくなって…。」 こんなのが彼女だなんて…。 私捨てられる? 喘息持ちの彼女なんて、嫌だよね。 ごめんなさい。彼方。