―――――――― ――――― ――… バクバクの心臓を抑えながら着いた場所は…屋上。 ここは一番落ち着くワケで……。 ガチャッ……キィー…… 「やっぱ、だぁーれもいねぇーな……」 屋上のフェンスに寄っ掛かりながら ケータイを開けて実華に電話をする。